製本機の総合メーカー 太陽精機株式会社
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びわ湖工場へようこそ
対談(太陽精機副社長・高島市市長)
世界をリードする太陽精機の技術
オモシロ製本豆辞典
アニメでなっとく本づくり
魅力あふれる高島市と太陽精機
豊かな自然でアウトドアを満喫
堀: 当社は2006年に創業60周年を迎えました。主力のびわこ工場が高島市で稼動を始めて30年、地域との共存に配慮しながら本作りの一端を担ってきました。
海東市長は就任されてからブログ「はい!海東です」を開設されたそうですが、文章を書くことがお好きなのでしょうか?
海東: いえいえ。そんなことはないんですよ(笑)
ただ高島市は2005年1月に5つの町と1つの村が合併して誕生しましたから、私の考えを広く伝えるために情報発信の手段としてブログを始めました。やってみるとなかなか大変で苦労していますが、今はインターネットだからこそ逆に活字に残したいという思いが強くなりました。本にする意味は大きいと思います。
堀: 地元に製本機メーカーがあることですし、ぜひ、ブログの出版を実現していただきたいですね。
ブログの中では環境に関する話題がたびたび登場していますが、やはり高島市の一番の魅力は自然が豊かなことでしょうか。
海東英和海東プロフィール

1960(昭和35)年、高島市新旭町生まれ。龍谷大学卒。

1990(平成2)年に新旭町長に就任。高島地域合併協議会会長を務める。

2005(平成15)年2月より高島市初代市長に就任。「ないものねだりより、あるもの探し」をモットーに地域活性化のための活動を展開中。

海東: そうですね。都市部に近いにもかかわらず美しい風景が多く残っていることからドラマや映画のロケにも高島はよく使われます。イタリア賞というテレビ界では有名な賞を受賞したNHKスペシャル「里山 命めぐる水辺」というハイビジョン番組が撮影されたのもびわこ工場があるこの地域です。きれいな水がよく湧きますから、古くからお酒やフナ寿司など発酵文化も盛んです。
堀: 今はやりのバイオのルーツが発酵ですね。いい水があるということは人間の生活環境の中でとても重要なことです。
ウチの若い社員たちにはアウトドアスポーツが人気で、スキーやスノボーによく出かけると聞いていますよ。高島の自然を満喫しているようです。
海東: スキー場ならびわこ工場から30分以内のところに4つもありますから、日帰りで十分楽しめますね。他にも高島ではカヌーやマウンテンバイクも楽しめますし、今秋にはマキノ、今津、朽木へつづく「高島80キロトレイル」が誕生します。
堀: それは楽しみですね。昨年はメジャーリーガーの大家友和氏がゼネラルマネージャーを勤める「OBC高島」という社会人野球チームが誕生し、話題になりました。
当社でも選手2名が勤務していただいています。
海東: 太陽精機さんのような大手企業の協力は大きいです。これからもファンの方と一緒に高島市全体で応援していこうと思います。

文化・芸術・歴史に親しめる
堀: 高島市は歴史的な場所が多いことでも知られていますが、最近の古代史ブームの影響はいかがでしょうか。
海東: 高島市は継体天皇ゆかりの地なんですよ。聖徳太子のひいおじいさんにあたる方で、高島市で生まれました。今年は継体天皇が即位されて1500年にあたることから「古代史サミット」と題してシンポジウムを開催したのですが、県内外から350名もの参加者があり関係者一同うれしい悲鳴をあげていました。
堀: 文化や芸術への関心の高い地域ですね。ホールや図書館も多くあるとか。
海東: 6つの町それぞれがホールを持っていて、安曇川(あどがわ)にある藤樹(とうじゅ)の里文化芸術会館には劇団四季が毎年来ますし、ウィーンから録音に来るほど音響の優れたホールもあります。
堀: それはすごいですね。私もぜひ行ってみようと思います。
海東: それから市内には図書館が6ケ所もあります。高島市は全国的にみても読書量の多いまちで、これからは日本一本を読む地域にしようと図書館関係者に声をかけているところです。
堀: 子供たちが本好きになるのはいいことですね。将来が楽しみです。

外国文化を学べるまちづくり

海東: ほかにも外国とのつながりにも力を入れているんですよ。
中国政府との協定で、中国語と中国文化を本格的に学べる拠点が中江藤樹記念館にできます。
堀: それはすばらしい。私どもは世界80カ国以上に輸出していますが、今後は中国の市場も視野に入れていきたいと考えています。中国の言葉や文化を学ぶ機会が地元にできるのはありがたいですね。
海東: 働きながら学ぶことができるチャンスになると思います。また英語やドイツ語についても学習の場を作っていくつもりです。
堀: ドイツ語を学べるのはうれしいですね。当社はドイツに現地法人を持っていて、ひんぱんに行き来しています。
ドイツは印刷文化発祥の地で、製本関連の分野でも今なお実力のある国です。
私どもが世界中で事業を成功させている要因のひとつには、ドイツとの深いつながりもあります。
海東: そうでしたか。実は滋賀県はドイツのバイエルン州と経済提携をするなど友好関係にあります。2005年の「びわ湖環境ビジネスメッセ」に高島市が参加させていただいた時にドイツからも代表団が来られ、キーム湖周辺の町村と環境やエコツーリズムといった面で交流してはどうかと、県からご紹介いただきました。
堀: 高島市に面する琵琶湖は自然がそのまま残っていますし、キーム湖も大変美しい湖として知られていますからね。
海東: はい。そこで今後の交流を考えて高島市民もドイツ語を学んでいくことにしたのです。
堀: 地元でドイツの文化と言語が学べるのは当社にとっても大変有意義なことです。ぜひ利用していきたいと思います。

交通便利で余裕のある暮らし 30歳で持ち家可能!
堀: 交通面を見てみても、高島市は魅力的です。
当社の本社は京都にあるのですが、JR湖西線で京都駅からわずか45分です。
海東: 大阪駅からでも1時間10分ですし、湖西バイパスが無料化したことで新しい物流も生まれつつあります。京都や大阪からの通勤に便利な地域ですね。
堀: 生活に便利な場所でありながら土地が安いのもうれしいですね。
社員のほとんどが30歳くらいで一戸建ての家を持っていますよ。社員寮があるので貯蓄しやすいこともありますが、このことは学生の方々にぜひ知っていただきたい点です。
海東: 駅前の駐車場も無料なので、ほかの地域の人は驚いています(笑)
堀: 京都や県南部ではなかなかむずかしいことですよね。
またホリゾンでは結婚や出産で退職する女性社員がほとんどいないんです。
海東: 働きながら子育てができる環境はすばらしいですね。高島市では保育園の待機児童「0」を維持していますし、行政や地域の目が行き届きますので、昨今問題になっているいじめも少ない。安心して子育てができます。
堀: 女性社員にとっても働きやすい地域であり、将来設計が立てやすい環境と言えます。

環境に配慮した工場
海東: 先の話にありましたように高島市は水が非常にきれいな地域ですが、太陽精機さんは排水処理施設にも力を入れておられますね。創業以来、環境を汚すといった問題を起こしたことがありません。ISO14001も早くから取得されたとお聞きしています。
堀: 1997年に品質保証システムの国際規格であるISO9001の認証を取り、1999年には環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得しました。
海東: 電磁波障害を出さないという取り組みも早かったですね。
堀: 私どもの製品は7割が輸出で、そのうちの55%が欧州向けとなっています。欧州は先進国だけあって電磁波に対して大変厳しい基準を持っていますから、工場内に非常に高度な電磁暗室を用意し、電磁波を出さない装置、また電磁波を受けても誤動作しない機械を作っています。

また早くから輸出に対応しており、電磁波についての危険性についても認識しています。

海東: 私は環境問題についても関心がありますので、太陽精機さんが環境についても製品についてもいろんな面から検証されていることを知ってびっくりしました。
堀: 日本は先進国といわれていますが生活環境についてはまだまだ遅れていると思います。工場を例にとっても、日本製の機械は作業者にとって重労働になる設計だとよく指摘されています。当社としても改善していくべき課題です。

自分の力を発揮できる職場
海東: 太陽精機さんでは制御回路基板も自社製ですね
堀: 高い品質を維持するためには、やはり自社内で管理できる体制が必要だという考えからなんですよ。またいろんなものづくりに挑戦していくことで当社の商品力を高めることができます。当社ではそういった技術を社内で育てる方法をとっています。
海東: 具体的にはどのようにされているのでしょうか?
堀: 例えばグループごとにさまざまなテーマを与えて技術開発を促し、その技術を会社全体で習得していくのです。

 

海東: なるほど。それは社員の能力を引き出すことになりますね。地元でも人気の企業といわれるはずです。
ところで県外からの就職希望者の学生さんはどんな職種を希望されているのでしょうか?
堀: 県外から来られる方は大卒の方がほとんどなのですが、そのうち理工科系の学生さんは100%が技術・開発系の職種を希望しています。しかし実際には全員、開発ができる人材というわけではなく、開発に向かない人には他の職種を担当してもらうことになります。それに対応できる様に当社には広範囲に渡る職種が有るのも大きな特徴ですね。
海東: 学生さんの反応はいかがでしょうか?
堀: 社会人に成り立ての頃、自分の能力というのは、なかなか自分で判断できないものです。
これまでも技術系を希望していた人が、営業や製造の分野ですばらしい能力を発揮してくれたという例がたくさんあります。やりがいを感じていただいていると思います。
海東: ヘッドハンティングなどといった外部の力に頼らず、自社内で優秀な人材を育てることができるわけですね。社員にとっても可能性が広がります。
堀: そうですね。当社での開発テーマは多岐にわたりますので、社員が能力を発揮する場所が必ずあります。これがわが社の大きな特徴の1つになっています。

近江商人と中江藤樹の精神が生きるまち
海東: 以前、市の職員がびわこ工場を見学をさせてもらったのですが、工場長が「社員が着実に将来設計を立てられること」「先輩たちを見て自分の人生設計を立てられること」そして「今がんばれることが大事」と話しておられたそうです。社員を非常に大切にされている様子がうかがえて感激したと、その職員が話していました。
堀: おかげさまで創業以来、社員の解雇はしたことがありません。
そのためにふだんから商品開発をするなど企業努力をつづけ、仕事を確保することが重要だと思います。
海東: 最近はバーチャルな経済に振り回されることも多いと思いますが、やはり実態のある事業によってきちんとした暮らしをたてていくことが、本当の意味での豊かな暮らしだと思います。
太陽精機さんには近江商人の「売り手よし、買い手よし、世間良し」の三方良しの精神が生きていると思います。そして高島市には中江藤樹の「家族を大切に、自分の心を大切に」という教えが息づいています。
堀: 働く上でも生活していく上でも、将来設計のたてやすい地域です。これからも地域や環境との共存を図りながら発展していきたいと思います。
県外から来られる学生のみなさんには、高島市の自然や文化を満喫しながら、自分の能力を存分に発揮していただければと思います。
高島市 OBC高島 高島ガイド
太陽精機株式会社 滋賀県高島市新旭町旭字城ノ下1600番地